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碑文谷クリニック
コラム

 ■ インフォームド・コンセント

2006/12/07

 「説明と同意」と訳される言葉は、最近よく目にしたり、耳にしたりします。医師は患者さんの病気・病状についても充分説明を行った上で、患者がその治療法を受けることに同意すれば、治療を行うことが可能になります。つまり、自分の病気について知る権利と、その治療法に対する選択および拒否権が強調されております。
 「全てお任せしますので、宜しくお願い致します。」といったひと昔とは考え方が異なってきました。医者と患者の間には大きな信頼関係があれば、自分の身体を安心して任せることができますが、このような問題がクローズアップされてきた背景には、現在医療や医師への不信感があることも否めません。
 しかし、この「同意」に対して心配されない点がないわけではありません。医師より説明を受けたとき、患者さん側にそれを理解し適切な選択をすることができるだけの知識を持ち合わせていなければ、誤った選択をする可能性を残すことになります。
 このクリニックでは痛みを有する患者さんを多く診てきました。出来る限りご本人のご希望に添った治療を行いたいのですが、「この方法でなければ治療効果が期待できない」と判断した場合は、私も簡単に譲るわけには行きません。ですから、ご希望された治療を受けられずにお帰りになる日もあるかと思います。
 しかし、後日「先生、ずいぶん楽になりました。」という言葉が聞ければ、これほどうれしいことはありあません。その言葉が出来るだけ多くの方から聞けるように、今後とも勉強、努力をしていきたいと思っています。


 ■ 痛みの薬物療法A

2006/11/20

 薬は約束に従って使用しないと、その効果を期待することはできません。飲み忘れがないように一日二回や、あるいは一回でも良いものも開発され使用しております。しかし、他の薬も同時に出す必要がある時には、それらの薬との兼ね合いもあり飲む回数があまり違わないようにしないと服薬がかえって複雑になります。
 痛みの治療を行う時、鎮痛補助薬も重要な役割を持っています。痛みの経過が長くなると誰でも気持ちも落ち込みがちになり憂鬱状態にもなります。この状態を改善することは、痛みを軽減してゆく上で非常に大切であり、抗不安剤や抗うつ薬なども使います。
 最近では漢方薬も利用されており、治療効果の点、少ない副作用などからなかなか人気があります。洋薬、生薬、どちらが良いというものではなく、その状況にあった薬の選択が大切といえます。


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ペインクリニック(麻酔科)・内科・リハビリテーション科
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